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上司・人間関係

上司に評価の理由を聞くときの言い方

責めていると思われない文例つき

2026年版公開 2026.09.25転職指南 編集部

先に結論

評価の理由を聞くときは、「なぜこの評価なのか」ではなく「次にどうすれば評価が上がるか」を聞きましょう。角が立ちにくく、答えも具体的になります。

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この記事の目次
  1. 昇進や昇給の見通しが立たないことは、転職のきっかけになる
  2. 「次にどうすれば上がるか」を聞く文例
  3. 上司の答えから、次にすることを決める
  4. 評価の理由を聞いた場面で考える(例)
  5. 次の一歩は、挙げる仕事を1つ決めること

評価面談で渡された結果が、思っていたより低かった。どこが足りなかったのか知りたいのに、「なぜですか」と聞いたら上司を責めているように受け取られそうで、何も言えないまま面談が終わってしまう。

納得できないまま次の期が始まると、何を頑張ればいいのかも分からなくなります。

この記事では、評価の理由を角を立てずに聞く文例と、上司の答えから次にすることを決める方法をまとめます。

昇進や昇給の見通しが立たないことは、転職のきっかけになる

マイナビが2025年に転職した人に「転職活動を始めた理由」を聞いた調査では、「今後の昇進や昇給が見込めない」と答えた人が15.4%でした(出典:マイナビ「転職動向調査2026年版」2025年実績、複数回答、n=1,446)。転職した人の、およそ6〜7人に1人です。

この理由を挙げた人の割合は、前年より1.5ポイント高くなっていました。今ある不満だけでなく、「この先、上がるかどうか」という見通しも、辞めるかどうかを左右しています。

見通しが立たない原因は、評価が低いことそのものより、評価の理由が分からないことにある場合があります。理由が分かれば、次の半年で何をすればいいかが決まります。理由が分からないままだと、頑張る方向も、残るか辞めるかも決められません。

評価の理由を聞く目的は、上司に評価を変えてもらうことではありません。次の見通しを手に入れることです。

「次にどうすれば上がるか」を聞く文例

聞くときは、自分の仕事を1つ挙げて聞いてください。「私の評価は」と全体を聞くと、上司の答えも「全体的にもう少し」のように広くなりがちです。案件や業務を1つに絞れば、上司も具体的な場面を思い出して、次に何をすればいいかを答えやすくなります。

評価面談で

評価の内容、ありがとうございます。次の期は1段上の評価を目指したいので、教えてください。〇〇の案件で言うと、どこまでできていれば、もう1段上の評価になりましたか。

1on1で

次の評価に向けて、1つ確認させてください。今担当している〇〇の業務で、一番伸ばしてほしいと思っているところはどこですか。

メールで

先日の評価面談では、ありがとうございました。次の期に向けて、1点だけ教えていただけますか。次の評価で1段上を目指すには、〇〇の業務でどこを伸ばせばよいでしょうか。5分ほど、口頭でお聞きするお時間をいただけると幸いです。

メールは記録が残る一方で、文字だけだと問い詰めているように読まれやすくなります。メールで聞くときは、短く1つだけ聞き、口頭で話す場を頼む一文を添えましょう。

反対に、避けたいのは次のような言い方です。

今回の評価には納得できません。なぜこの評価なのか、理由を説明してください。

言っていることは正当でも、上司には「評価を覆せと言われている」と受け取られるおそれがあります。そうなると、上司は評価を守るための説明を始めてしまい、次に何をすればいいかは出てきにくくなります。

上司の答えから、次にすることを決める

上司の答えは、次の3つに分けて考えてください。

上司の答え 分かること 次にすること
具体的だった(「提案書を最後まで自分で作れたら」など) 評価の基準が見えてくる 言われたことに、次の期で取り組む
曖昧だった(「全体的にもう少し」など) 上司の中でも、まだ言葉になっていないことがある 一度だけ「たとえば、どの場面ですか」と具体例を頼む
はぐらかされた(「まあ、頑張って」など) 今の上司からは、評価の基準が見えにくい 評価の基準を、上司の上の人や人事に聞けるか確かめる

どの答えだったかは、聞いた日と一緒にメモに残してください。

上司の答えが具体的でも、それで終わりではありません。言われたとおりに取り組んで、次の評価にそれが表れたかどうかまで見てください。そこまで見ると、上司の言うことと実際の評価が一致しているかが分かります。一致していれば、今の職場でも評価の見通しは立ちます。一致しなければ、評価の基準を上司の上の人や人事に確かめてください。

評価の理由を聞いた場面で考える(例)

例:28歳・法人営業。売上の目標は達成したのに、評価は「標準」のままだった。

理由を聞くと角が立ちそうで、評価面談では何も聞けなかった。

翌週の1on1で「〇〇社の案件で言うと、どこまでできていれば1段上の評価になりましたか」と聞いた。上司からは「数字はいい。次は、後輩に提案の組み立てを教えるところまでやってほしい」と返ってきた。

→ 評価の基準が見えたので、この人は次の期、後輩の指導に取り組みます。その結果が次の評価に表れなければ、この人は上司の上の人や人事に評価の基準を確かめ、その答えを踏まえて残るか辞めるかを考え直します。

次の一歩は、挙げる仕事を1つ決めること

次の評価面談か1on1までに、聞くときに挙げる自分の仕事を1つ決めて、メモに書いておきましょう。文例の〇〇にその仕事を入れれば、そのまま使えます。

評価の見通しが立っても、上司との相性そのものがつらいこともあります。上司が合わないと感じるときに確かめたいことは、こちらにまとめています。

「上司が合わない」で辞める前に確かめるポイント

評価に納得できない上司が合わない

参考にした統計・資料

  • マイナビ「転職動向調査2026年版」2025年実績、複数回答、n=1,446

数字は、出典の定義(誰の数字か・いつの数字か)のまま使っています。計算した数字には「計算の例」と書いています。編集方針